設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 バリアフリー

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

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No.213「車椅子」

公共建築物に行くと車椅子のステッカーが貼ってあるのを目にします。
この「車椅子マーク」は、国際リハビリテーション協会(RI)が決めた障害者によるアクセスのための国際シンボルマーク
(International Symbol of Access)とのことです。
 障害者が利用できる建築物・施設であることを明確に示すためのもので、
障害者が住みよい街づくりに寄与することをねらいとしているそうです。

玄関
地面と同じ高さにするほか、階段の代わりに・または階段のほかに、ランプ(スロープ/傾斜路)を設置する。
出入口
80cm以上開くものとする。回転ドアの場合は、別の入り口を併設する。
スロープ
傾斜は1/12(勾配 4.5度強)以下とする。
室内外を問わず、階段の代わりに・または階段のほかに、ランプ(スロープ/傾斜路)を設置する。
廊下
130cm以上の幅とする
トイレ
利用しやすい場所にあり、外開きドアで、仕切り内部が広く、手すりが付いたものとする。
エレベーター
入り口の幅は80cm以上とする。などです。

一般住宅にも《バリアフリー、ユニバーサルデザイン》 基準というものがあります。
例えば
廊下・階段に手すりを設ける、トイレのドアは引き戸か外開きにする
視力が落ちた人のため、照度は通常の2~3倍確保、茶系統の色は避ける。
階段勾配 6/7以下、7/11が望ましい
階段手すりの高さは75~80cm 、壁から5cm程度離す。太さ3.5cm 程度
階段の幅は75cm以上。
スロープ勾配 1/12 以下(一般 1/8  外部 1/20 以下)

基準の中で車椅子についても基準があります。
車椅子の寸法 120cm x 70cm x 109cm 以下
車椅子での通行幅 85cm以上、出入り口幅80cm以上、360度回転 1400 x 1400cm以上です。
一般住宅の廊下の巾は
壁芯間(910ミリ)-壁厚(130ミリ)=780ミリです。(若干のプラスマイナスあり)
これは市販の車椅子(巾580~600ミリ)が、ギリギリ入れる大きさになります。

バリアフリー住宅を意識するには壁芯間を1000ミリの俗に言う「メーターモジュール」にすると
廊下巾が870mmとなるので楽になります。

車椅子で快適に室内を動く為には廊下巾を広く、段差をなくし、曲がり角を少なくすることが
肝要です。
作業をする上でも忘れてはならないのはキッチンでの調理、化粧台での洗面、机での学習です。
車椅子選びの中には足の乗せる部分を小さくして台の下に車椅子が入るように工夫されたものが
多くあります。

「ニッシン」
http://www.wheelchair.co.jp/index.html
「OX製」
http://www.oxgroup.co.jp/
「ヤマハ」
http://www.yamaha-motor.co.jp/product/wheelchair/index.html

余談ですがハンディキャップトイレの洗面台の規格があります。
斜めにはられた鏡とセットになっていて、普通の洗面台よりも奥行きが深く
普通の洗面台よりも高い位置に設置されています。

実はこれが身障者の中では使いにくいとの噂があります。
座って使うものなのに、どうして、立って使う洗面台よりも高い位置に設置されるのか?
なぜ、ああも奥行きがあるのか。
台は高く奥行きもあり蛇口まで手が届かない。
車椅子で入るため、膝が入るスペースが洗面台下になければならず、
したがって、高さが高くなり、膝を入れる分だけ、奥行きも必要、ということらしいのですが。。。

更なる精進が必要です。

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