設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 電柱

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

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No.196「送電線」

電柱の次は送電線。
一機に大物を狙ってみました。

鉄塔に振ってある番号を追いかけて歩き続けるマニアの方がいます。
ロマンチックですね。
http://www20.cds.ne.jp/~furuta/webring/

日常を離れてたまにはいかがでしょうか?

鉄塔には電気が流れております。
その電気のパワーは数十万ボルト!!
君の瞳どころではありません。

そんなハイパワーな電気はとても危険なので
近くに人が住む為には規制を設けて守ります。

たとえば送電線の下
万が一電線が切れたらその下の家はビリビリしてしまいます。
電力会社で安全だろうと定めた規定は以下の通りです。

一番ローパワーの送電線の電圧は66000ボルト(君の瞳の6.6人分)
その線の下は最低3.6m空けて屋根としなければなりません。
大事なのは風の強い日。
送電線は左右に揺れます。
最大に揺れたときの位置から横方向も3.6m空けなければなりません。

154000ボルト(君の瞳の15.4人分)では4.6m
275000ボルト(君の瞳の27.5人分)では6.6m
500000ボルト(君の瞳の50人前)では10.5mとなります。

もっとも170000ボルト以上の場合では住宅は建築出来ないそうです。

この範囲の地主さんとは既に地役権契約を結んでいて利用料も支払われている
そうです。
電柱と異なって移設の請求は出来ないそうですが。。。

この送電線付近に家を建てる際には建築確認申請の前に管理する電力会社
で確認書の発行を受けなければなりません。
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No.195「電柱 (3本目)」

電柱話も最終回です。

山の中にぽつんと自分の土地があって家を建てたいが電線がない場合。
基本的に電線を引いてはくれますが(基本的に無償)辿り着くまで何処かの土地
を利用して電柱を立てなければなりません。電線を通さなければなりません。
その一本一本地主と契約をしてゆくので時間が必要となり、期限がつかめない
ことが多々あります。
電力会社のコメントでは最後の電柱から100m200mといったスパンではなく
あまりにも常識から外れた長い場合は多少のご負担やお断りをする場合があると
のことでした。
このようなことも踏まえてゆったりとしたスケジュールで望むことが肝要です。
因みに電話は電柱利用なので一緒の考えです。
水道は自己負担分も発生する場合があります。(こちらのが厳しいかな?)

リゾート地などに家を建てる場合、
コンクリート色の電柱が敷地内に建ってしまうのもせっかくの気分が
台無しになってしまいます。
自身の敷地内であれば有償になりますが擬木(本物の木に似せた色や木肌)の
電柱を立てるもの良いかもしれません。
数万円で建てられます。

No.194「電柱 (2本目)」

前回は電柱の移設のお話をさせていただきました。

今回は電柱の気が付きにくい点をご紹介いたします。

電柱は電柱と電柱の間に線をつなげることにより重量のバランスを
とります。(やじろべえのように)
よって最後の電柱は電線が片方だけとなるので柱がそちらに傾かないように
処理をします。
電柱をより深く掘って傾かないようにしたり
電線と反対側にワイヤーを張って引っ張ったりします。
このワイヤーが思わぬ障害となる場合があります。
大概は目印の為に黄色い大きな円筒で保護して注意を引くようにしてあります。
敷地境界線に沿ってワイヤーがあればよいのですが
道路沿いに張ってある場合は車や歩行者の進入に支障をきたします。
こちらも電力会社との交渉で移動、撤去なども出来るので知識として
覚えておくと良いかもしれません。

電柱にはバケツのような大きなトランス(変圧器)が取り付けられている
ところがあります。
このトランスの低周波の音が気になって眠れないので取り外して欲しいなど
切実な声もあがっております。
前回ご案内したように自身の敷地内であれば移設など無償ですが
敷地外の歩道であれば移設は有償になります。
その場合はトランスのみ移動するなどにして無償の範囲での処理をします。
電力会社はのんびり構えている場合が多いのでなるべく交渉を密にして
より良い解決策を導き出してゆかなければならないようです。

また、例え自身の土地内での移動にしてもお隣さんの側に移設となると
お隣さんからクレームが出ることもあるそうです。
基本的には電力会社の方で調整をするのですがあまり積極的ではないので
民民の話し合いでバランスを取るそうです。
日頃からお隣さんとは仲良くした方が良さそうですね。

移動先の電柱も気をつけなければなりません。
移設した側近に家がある場合は電柱に登るためのボルトを伝って侵入者が来ます。
ある程度の高さまでこのボルトを外しておく手配をしておきましょう。

意外に知られていないのが電線の害です。
カラスやハトのフンが屋根を激しく汚してしまう場所もあります。
このような悩みでも電力会社に打ち明ければ電柱から補助の梁などを出して
電線を屋根下から移動するなどしてくれます。
「ふ~~~ん」


皆で使う電柱。
そんなに嫌わないで「お互い様」の優しい心でかわいがって欲しいものですが。。

No.193「電柱 (1本目)」

家を建替えることになり計画を進めて
設計図も出来、引越しも済ませ、解体も終わり、基礎工事を始めたところ
「あれっ!こんなところに電柱があった!」と慌ててしまった工務店さんの
話をたまに聞きます。

他の建設会社では
設計図も出来、引越しも済ませ、解体も終わり、基礎工事も無事に済み、
骨組みを屋根まで組む上棟日を迎えたところ
「あれっ!電線が屋根にあたってしまうぞ!」と
慌ててしまったという話も聞きました。

他のハウスメーカーでも
設計図も出来、引越しも済ませ、解体も終わり、基礎工事も上棟も終わり
建物完成して引渡し日の前日、車庫の入口を見て
「あれっ!電柱を支える為のワイヤーが車庫を塞いでしまっているぞ!」と
立ちくらみをしてしまったという噂も聞きました。

日頃忘れてしまいそうなこの電柱1本でも家を建てるとなると思わぬ支障をきた
すことがあります。
狭小地においては計画段階から綿密に打合せをしておきたいものです。

「電柱を移動したい」「無くしたい」と思ったときにはどうするかを紹介いたしす。

まず、電柱がご自身の敷地内にあるか敷地横道路(歩道)内にあるかで対応が
変わります。
首都圏であれば管轄の東京電力(株)へ移設申込みをします。
http://www.tepco.co.jp/town/custom/eigyo/token-j.html
事業所検索のページがありますので、そちらでご確認下さい。
勿論、電話でも構いません。
電信柱にプレートがはってあり、記号と番号が読めます。
これを控えておくと対応もスムーズでしょう。
家を新築、立替、リフォームであれば建築会社に依頼するのが良いでしょう。
NTTの電柱を移設やNTTの専用柱を移設したい場合は、管轄のNTTへ移設申込みをします。
管轄のNTTがわからない時は、116番へ問い合わせると教えてくれます。

移設には有償と無償があります。

ご自身の所有する敷地内にある電柱については無償です。
ただ、移動範囲は周辺の電柱、電線によって検討しなければならないで必ずしも希望の
位置に移動できるとは限りません。

敷地横の道路や歩道など公道内にある電柱は有償です。
一概には言えませんが30万前後でしょうか。

敷地内から公道への移設は無償です。

移設に関しては現地での立会い・打合せが必要となりますので、立会いの日時を決めます。
立会日当日、東京電力の担当者と詳細を打合せ、申込みは完了です。
公道上に建っている場合は、後日、東京電力(株)より費用の見積りが出ます。
たいていは、先払いになりますので、関係者でよく打合せの上、負担者を決めます。
申請から実際の移設までにはかなり待たされます。
遅い場合では3ヶ月位でしょうか。
電柱を設置している土地には使用料がもらえます。相場によりけりですが
100円/月~300円/月程度とのことです。


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