設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

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No.111「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」

主婦の友社「はじめての家づくり」NO23で
「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を書きました。
いよいよ今回を残すのみになりました。
建築費(イニシャルコスト)を抑えても、光熱費などのランニングコストが
かかっては、結局「高くつく家」ということになります。
ランニングコストを抑える為のノウハウをご紹介します。

「光熱費を抑えるにはオール電化住宅にする方法も」
オール電化住宅は、イニシャルコストは20~30万円程アップしますが、
深夜電力を有効に利用でき、光熱費のランニングコストを抑えることが
出来ます。
ただし、お風呂だけはガスにするなど、中途半端にすうと効果が無く、冷暖房や
お風呂はもちろん、キッチンコンロもIHクッキングヒーターになるなど
全て電気を統一することが大切です。

「メンテナンス費用のかからない内装材とは」
しっくいや珪藻土のような塗り壁はイニシャルコストがかかるだけでなく、
塗りなおしにも手間がかかり、メンテナンス費用もかさみます。
和紙や紙クロスは張替えの為にはがすときに、下地のセッコウボードの紙も
はがれてしまうことがあり、これも以外と費用がかかります。
その点、水性ペンキの仕上げなら、イニシャルコストもあまりかからず、
汚れたときも、ローラーを使って自分でも簡単に塗りなおせます。
また、板張りやシナ合板の壁にすればメンテナンスの必要はあまりありません。
板張りは面積が広いと木目がうるさいこともあるので汚れやすい腰壁などに
ポイント的に使うとよいかも知れません。
床を木材のなかでは安価な杉にする場合、
傷つきやすいので、自分で蜜蝋ワックスなどを塗るのもよいでしょう。

「将来改造の予定があるのなら対処しやすいプランに」
はっきりとした改造の予定がある場合はあとで改造しやすいプランにしておくと
、改造費を抑えることが出来ます。
例えば子供が2人いるので、将来子供部屋を2つ仕切りたいという場合は、
子供部屋にあらかじめドアを2つ設け、両側に窓や照明、収納を配しておきます。
だだし、不確実な予定ために予算をさくのは、無駄になることも多いので
おすすめは出来ません。

「駐車場を別に借りると意外が出費に」
部屋が多少狭くなっても、駐車スペースは確保したいもの
(自転車置場も忘れずに)
別に借りると出費がかさみ、毎日のこととなると、取りにゆくのにも面倒です。
土地を選ぶ際、なるべくガソリン代がかからない駅の近くで、
車を入れやすい位置に駐車スペースを取れる土地を探して。。
(難しいかな)
住んでからの愛着にも通じるポイントです。
土地の選び方は過去のメルマガバックナンバーでお読みいただけたら幸いです。
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No.110「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」

主婦の友社「はじめての家づくり」NO23で
「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を書きました。
いよいよ残り2回を残すのみになりました。
建築費(イニシャルコスト)を抑えても、光熱費などのランニングコストが
かかっては、結局「高くつく家」ということになります。
ランニングコストを抑える為のノウハウをご紹介します。

「窓はペアガラスのサッシで冷暖房効率を高めて」
ガラスは熱を逃がしやすいので、窓を多く開けると、それだけ冷暖房効率が悪くなり、
ランニングコストがかかります。
そこで、空気(または真空)の層を2枚のガラスでサンドイッチしたペアガラスに
すると格段に熱を逃しにくくなります。
ペアガラスにもグレードがあり、空気層が6ミリ厚のものや12ミリ厚のものなどが
あります。
前者の安価なタイプでも効果は十分。
最近、このタイプは普及拡大されてごく普通に採用されるまでになってきました。
夏場の冷房の効きを更によくするためには、カーテン(遮光カーテンなどは更に効果的
)を閉めて日差しが直接入るのを防ぐと効果的。
ブラインドよりカーテンのほうが効率は高くなります。

「冷暖房のイニシャルコストもランニングコストもさげるには」
現代の住まいは気密性が高くなっているので、通風、採光に配慮した窓配置にして
ペアガラスのサッシュにすれば冷暖房が効きにくいというのはあまりありません。
ただ、必要以上に窓をとったり、大きな吹き抜けを設けると冷暖房の効果が悪くなるので
注意が必要です。
イニシャルコストを下げるなら、配管設備だけにしておいて、あとでディスカウントショップ
でエアコンを購入し、取り付けてもらうのもよいでしょう。
また、太陽の熱や光を利用するソーラーシステムや太陽光発電の設備を導入すると
、熱効率のランニングコストは下がりますが、イニシャルコストは150~200万円程
アップするのでよく検討されてください。(湯山重行設計工房調べ)

「ランニングコストを下げる照明の選びかた」
蛍光灯は白熱灯と同じ明るさが、少ない消費電力で得られる上、耐久性も2~3倍
あります。
普通の蛍光灯より値段は高めになりますが、白熱灯のような暖かみのある色のものも。
ただし蛍光灯はつけたり、消したりするときに電力をくうので
繁雑にスイッチのON、OFFを繰返すトイレや洗面所には白熱灯の電球のほうが
向いています。
また、照明は交換するときのことも考えて。
たとえばスポットライトに使うハロゲンランプは、電球の値段、消費電力ともに
高いうえ、扱っていないお店も多いので切れたときには困ることもあります。
吹き抜けがある場合は、交換する際のハシゴを新築祝いにい必ず
もらっておきましょう(笑)

No.109「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」

主婦の友社「はじめての家づくり」NO23で
「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を書きました。
いよいよ残り3回を残すのみになりました。
建築費(イニシャルコスト)を抑えても、光熱費などのランニングコストが
かかっては、結局「高くつく家」ということになります。
ランニングコストを抑える為のノウハウをご紹介します。

「高温多湿の日本で耐久性の高い家にするためには」
日本は雨が多くて夏は高温多湿。
風も強いため、基礎や土台をしっかり支えないと、家が傾くなどして、
大掛かりな補修が必要になってしまいます。
地盤調査は7万円程度で受けられるので
(湯山重行設計工房調べ)
必ず行い、軟弱な地盤であれば、地盤改良を行ったり、「杭基礎」
にします。
ただし杭を打つとかなりの出費となるので要注意。
杭を打つ必要が無い場合は、床下全体をコンクリートで固める「ベタ基礎」にします。
ベタ基礎は、部分的にコンクリートで固める「布基礎」より湿気に強く、地震に強いという
メリットも。
土台は、地面から40cm離すと、シロアリの被害が激減します。

「軒はきちんと出して外壁を守り光熱費を減らす」
前に述べたように、日本は雨が多いので、軒や庇をきちんと出さないと、屋根と壁の
継ぎ目から雨漏れしやすかったり、雨で外壁の汚れや傷みが早まります。
直射日光も当たりやすくなる為、退色も早くすすみ、すぐに塗りなおさなければならなく
なります。
また、軒をきちんと出しておけば、雨の日でも、激しい降りでなければ窓を開けて風を
通し、自然換気が出来るので、光熱費を抑えることができ、住まいの耐久性も高まり
ます。
現代的なデザインの家では、軒を出さないことも多いですが、耐久性を高めてランニ
ングコストを抑える為には、なるべくきちんと軒やひさしを出すことをお奨めします。

「耐久性の高い外壁材はウレタン塗装のサイディング」
外壁の種類は大きく2つに分かれ、ひとつはモルタルを塗ってその上に塗料を吹き付け
たり、左官屋さんがコテを使って塗る「塗り壁」の「湿式工法」
もうひとつは、コンクリートを固めるなどしてつくった窯業系の「サイディング」を張る
「乾式工法」です。
湿式工法、乾式工法とも、それぞれいろいろな種類がありますが、中でも耐久性が
高くておすすめなのは、ウレタン塗装の処理を施してあるサイディングです。
これはアクリル塗装のものよりも長持ちするうえ、値段はそれほど変わりません。
湿式工法は一般的に乾式方法より人件費がかかり、クラック(ひび)が入りやすかった
り(ただしヘアクラックといわれる、髪の毛程度の細いひび)、色も褪せやすいという
デメリットがありますが、味わい深い表情が魅力です。
その点にどうしてもこだわる人は、家の顔となるところに部分的に使うとよいでしょう。



No.108「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」

主婦の友社「はじめての家づくり」NO23で
「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を書きました。
数回に分けて紹介と書きましたがはや8回目となってしまいました。

「こだわりの部分は大切にして簡単にあきらめないで」
こだわりのプランや材料、設備機器がある場合、
予算オーバーだからとあきらめると、あとあとまで悔いが残りがち。
たとえば、キッチンは一般的なシステムキッチンのI型がローコストと
以前書きましたがどうしても輸入物の無垢のキッチンがあきらめられない---
などという場合、ほかでコストを抑えられる部分は無いか、プランを見直して
みましょう。
これから先、何年も後悔を引きずらないように良く考えて。

「小さな家ほど坪単価が上がるワケは・・・・」
「小さい家は割高になる」とはよく言われることですが、
残念ながらそのとおりです。
キッチン、バス、トイレといった水周りは、家づくりの際にコストがかかる部分ですが、
小さい家だからといって、これらのスペースを小さくするにも限界があり、
暮らしやすさを考えると、トイレは上下階に・・・ということになるため、
どうしても坪単価はあがるのです。
ローコスト住宅の場合、だいたいの坪単価の目安は、延面積30坪程度の
広さでは、最低52万円/坪かかります。
(湯山重行設計工房の場合)
それ以上の広さでローコストがお望みであれば47~50万/坪に下げることも
可能です。

No.107「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」

主婦の友社「はじめての家づくり」NO23で
「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を書きました。
数回に分けて紹介と書きましたがはや7回目となってしまいました。

「収納部分はおおらかなつくりにして大工工事に」
「収納をおおく」とはたいていの人が希望することですが、家のあちこちに
収納庫を設けそれぞれの棚や扉を家具工事や建具工事でつくると、かなりの
コストアップになってしまいます。
そこで、収納庫の中は棚板を何枚か取り付けたり、パイプを渡す程度の
おおらかなつくりにして、扉は既製の建具を利用すれば材料費が抑えられるだけ
ではなく、棚の工事も扉の取り付けも大工工事でやってもらえる為、職種がふえず、
人件費も抑えられます。
あとでDIYで棚をふやしたり、市販品の引き出しケースなどをプラスすれば、使い勝手
もよくなります。
既製の扉で見劣りするのでは、と感じるかもしれませんが、最近ではデザインが豊富で
なかなかあなどれません。
狂いが無く、耐久性も高いうえ、建具屋さんに作ってもらう場合の2/3位なので
(湯山重行設計工房調べ)
検討してみる価値あるとおもいます。
各部屋にこまごました収納庫をつくるのではなく、大きな納戸を設けてコストダウン
する方法も。
例えば、3部屋にそれぞれ1畳大の収納庫を設けると、扉が3セット必要になりますが
3畳大の納戸を1ヶ所に設ければ、扉は1枚ですむというわけです。

「建材や設備機器をアウトレットで買う手も」
これはかなり裏ワザ的方法ですが、建材や設備機器をアウトレット店で自分で購入し、
とりつけだけ工務店でやってもらう方法もあります。
主に郊外で展開しているアウトレット店では、半端ものや輸入部材のフローリング材、
建具、システムキッチン、ガスレンジ、ユニットバス、便器など、
様々な建材や設備機器を安く扱っていて、なかには驚くほどの安値のものもあります。
ただし、一般の住宅工事の場合、工務店は工事費の20~30%(場合によっては
10~15%)程度の少ない利幅で請け負っている為、メーカーからの仕入れで
得られる利益がなくなるこの方法をとると、現場の士気が下がってしまうことも
考えられます。
どうしても予算が無いなどで、この方法をとりたいときには、かならず工務店に
ご相談ください。

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