設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 庭

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

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No.305「設計者プランニングの勘どころ ウッドデッキ!の巻」

今回の特集でも魅力的な空間作りをするためには、
「このポイントを押さえておけばもっと効果的になる」という、
設計者の勘どころをご紹介したいと思います。

リビングの前には広いウッドデッキをつくり、
春はBBQ、夏はBBQ、秋はBBQを楽しもうと
考えているご家族も多いことでしょう。

新築した年に早速、実践して夢が達成されたと思います。
翌年はどうでしょうか?
ウッドデッキに屋根がなければ春でも直射日光が意外に厳しくて室内で
焼肉ということに変化していませんか?

ウッドデッキでBBQを楽しむには表面を掃除することからはじまります。
リビングとウッドデッキにはあまり段差をつけないのが流行ですが
リビングから出るときには靴に履き替えて出るのが一般的です。
玄関から靴を室内経由でウッドデッキに運ばなければなりません。

ウッドデッキは日差しや風雨に晒されて板が紫外線で傷ついて
所々、ささくれだすことでしょう。
3年目に入るとそろそろ木が腐りだすところも
あるかも知れません。

だんだんとお飾りになる可能性が高いのです。

ウッドデッキを最大限に楽しむためには
透過性のある屋根の下に設えることをお勧めします。
不燃性のポリカーボネートを貼ることで雨を凌ぐことが出来て、
直射日光を少しでも和らげて劣化を遅くします。
屋根の下ということで靴も雨に濡れることなくそのまま置けます。
外水道と流しを近くに置けばBBQの後片付けもスムーズです。
完全な屋根でなくてもタープのようなものが引っ掛けられるフックを
つけておくだけで夏の日差しを避ける事が出来ます。

ウッドデッキはどうしても腐るものです。
少しでも長持ち出来るように毎年、浸透性の保護塗料を塗りましょう。
地面からの湿気も馬鹿には出来ません。
細かい砂利を撒き、その下に防湿フィルムを敷くことで湿気と雑草が
生えてくるのが防げます。

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テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

No.299「ウッドデッキの積極的の活用法」

ウッドデッキのある家をよく提案させていただいております。
晴れた日の屋外でのBBQは実に気持の良いもの。
そんなときにウッドデッキは大活躍。
でも一年もすればすっかり使っていないお宅ありませんが。

そんなウッドデッキをあちらこちらで見かけます。
ウッドデッキは大概がリビングやダイニングの南側に設えます。
リビング~ウッドデッキ~庭といったレイアウトです。
なのでウッドデッキに出るとお隣さんの庭も丸見えになります。
ハリウッド映画に出てくる邸宅では敷地が広いのでお隣さんの視線も
気になりませんが、日本の環境では何となくお互いが意識してしまって
そこでの活動も自粛気味。

屋根も無いので毎回、ウッドデッキの床を磨いてからBBQの支度が
始まります。風雨に直接さらされるので木の傷みも早くなります。
うっかりしていると床が抜けて落とし穴状態なんてことも。

そんなときはハイウォールという壁を考えてみてはいかがでしょうか。
建物の1階部分の外壁だけを延ばしてきてウッドデッキを囲うのです。
お隣さんからの視線を適度に遮り、風は通します。
建物の壁が連続することで室内からウッドデッキまでに一体感が生まれて
広く感じることができるのです。

ウッドデッキの上には梁をかけて間にはシェードを渡しましょう。
太陽光を効率よくカットし、照り返しを和らげ、
木陰ができたみたいに心地よい空間になります。

ニット構造で作られた、太陽光の有害な紫外線を
90%カットするシェードネットもあるので女性でも安心。
肌が痛かった直接光がこのシェードの下では随分と和らぎました。

ネット状なので適度に風を通し、雨の日でも豪雨でも無い限り、
雨水が中心から一極収集中で流れるのではなく、葉の隙間から
ポタポタ落ちる木のように周辺から水滴が落ちます。

どうですか、毎日BBQしたくなりましたか?

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No.171「中庭の木」

家の中心にシンボルツリーがあると四季を感じられ心豊かに生活すること
が出来ます。
ただ、中庭ともなると日照、通風、が自然の状態よりも厳しいので環境に応じた
樹種の選択が必要です。

ガーデニング屋さんでは店先で根がわらで包まれた植木が売られていています。
その場で商品そのものの選択が出来て、配送も安いので陽が良くあたる場所で
あればご自身で植えても良いかも知れません。
もうひとつの方法としては植木屋さんからの購入です。
少々、割高になりますが一年間の保証をつけてくれたり、
専門家が植え込むので枯れる心配が減ります。
自然の生き物なのである程度考慮しながら設計者も検討しますが
建物の構造上や見た目、他の設備との取り合いとトータルで植木との調整を
しなければなりません。
そのようなこともあり、「植えたら100%枯れない」とは言えませんので
ある程度、お客さまのご理解も必要になります。
築後は枝張り、枯れはの処理、水遣りなどの手入れもある程度必要になります。

「植木の図鑑HP」
http://www.zouen.co.jp/zukanframe.htm

中庭用の木の例です。

ハナミズキ
枝が横に広がるので中庭に植える場合は剪定が多めに必要でしょう。

シャラ(夏つばき)
大きめの花が咲き、華やかです。
日照はひめしゃらよりは強いので良いかも知れません。
上に向かって伸び、株立ちにすれば養分も分散されるので
育ちが遅めになり、中庭には最適でしょう。

ひめしゃら
木肌が滑らかで赤色です。
主に一年を通じて木肌を楽しめ、小さな花も咲きます。
上に向かって伸びるので中庭には適します。
ただ日照が必要なので植木屋さんと良く相談しましょう。

No.091「屋外空間」について2

庭は、必ずしも平坦で、四角いスペースになるとは限りません。
あえて整形せずに、その地形を生かすことを考えましょう。

たとえば、三角形のスペースだったら、竹垣などを建物と平行に配すると安定感
が生まれます。
前方が上がっているような場合では、その部分が築山のようになってかえって
演出しやすいものです。
前方が下がっていると奥行感が無くなるので、あえて庭を2段に分けて、用途を変えると
よいでしょう。

暮らしの場を外に広げる半屋外空間は、室内と外をスムーズにつなぐクッションとしても
効果的ですから、積極的に取り入れたいものです。

とくに、中庭のようなプライバシーが保てる空間を設けると、外部に1室増えた感覚で、
活用範囲が広がります。

また、バルコニーやベランダなど、地上と離れた半屋外空間も、戸外での生活を楽しむ
格好の場になります。巾を120cmくらいにすれば椅子とテーブルを置く事も出来ます。
これらの空間は、地上より日当たりがよく、外からの視線を気にせずにくつろげるという
メリットもありますから、1階に広い庭がとれないようなときはかえって有利でしょう。

テラスやサンルーム、中庭などをアウトドアリビングとして利用する場合は、床をきちんと
仕上げておく必要があります。
雨にぬれることもあるので、必ず外部用の素材とし、ぬれても滑りにくいものを使うことが
大切です。あまり凹凸のある敷き方は歩きにくく椅子などが安定しないので避けたほうが
賢明です。

また、排水設備は忘れずに。
このようにアウトドアに使用される素材は室内側とは異なるのはやむおえませんが、
せめて色やイメージは統一しておくと室内に広がりが生まれます。
室内側にサンルームや土間スペースを設けるときは、床を外部用のタイルなどにしても
よいでしょう。
このほか、ベンチやBBQコーナーなど、楽しい仕掛けもいかがですか。
演出に欠かせないものでは照明器具です。
スポットライトや庭園灯などでライトアップすれば建物全体のイメージアップにも
なります。
楽しく過ごす場ですから、物置や洗濯物干し場などが見えると魅力が半減します。

庭づくりについてもいえることですが、
室外のスペースは、外部からの視線と共に、その場や室内からの見え方も考慮して、
美しく、楽しい雰囲気が維持できるように計画することも大切です。

No.090「屋外空間」について

庭は、日常生活にうるおいを与える場。
住む人の個性を表現する場でもあります。
そして、最近注目されているのが、住まいと外をつなぐ半屋外空間。
自然と親しむ空間として、生活の場に積極的に取り入れられるようになってきました。
どのような敷地でも、工夫次第で楽しいアウトドアスペースをつくることが出来ます。
ライフスタイルに合わせた構成を考えましょう。

庭を建物との位置関係で分けると、玄関周りの前庭、リビングルームなどの前に広がる
主庭、一般にサービスコートとなる裏庭に分けられ、それぞれに役割をもっています。

前庭は、住まいへの出入りの際に目に付くところですから、特に建物との調和を心がけ
、機能的でシンプルなつくりが望まれます。裏庭は暗くなりがちなので、出来るだけ
明るくすっきりと。暮らしに必要な洗濯物干し場、ゴミ置場などはあまり目に付かない
ところに配置したいものです。
主庭は生活にもっとも結びつく空間ですから、存分に個性を発揮してもよいでしょう。
ただし、ある程度は目的を絞らないと、景観上まとまりの無いものになってしまいます。
景観を楽しむのか、アウトドアライフを楽しむのか、野菜や花などを育てたいのか
など使用目的をはっきりさせ、場を設けるなり目的を1つに絞るといった工夫が
必要です。

様式によって庭を分類すると洋風か和風かということになり、そのなかでも
デザイン様式がいろいろあります。
しかし、自由に個性を演出するとなると、様式を特定するより、適宜それぞれの
要素を取り入れていったほうが良いかもしれません。
また、和室の前は和風、洋室の前は洋風という具合に、室内のムードに合わせて
つくりを変えるのも良いものです。

ただし、この場合は、混乱しないように、植栽などで場を分けることを考えてください。
ちなみに、洋風の庭を演出するエレメントは芝生、タイル、レンガ、石、噴水、彫刻など
一方、和風の庭は、原則として自然の素材を組み合わせ、1つの造形的な世界をつくり
上げていくのが特徴です。
素材は石、砂利、竹などです。また、石を主体に構成する枯山水の庭は、逆にモダン
感覚にも合うので、坪庭など日照条件のよくないところにはよく取り入れられます。

いずえにしても、1ヶ所にいろいろと盛り込むのではなく、
1つの場所の主役は1点に絞って、他の要素は脇役として生かすことを
心がけるとまとまりがよくなります。また、庭は美しく整えていくことも楽しみの一つです
からシンプルな形から始めて徐々に手を加えていくのも良い方法かもしれません。

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