設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 そとまわり

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

No.089「そとまわり」について2


デザイン的には、門柱と門扉、塀との調和も大切です。門扉とカーポートの
扉を統一するなど、デザイン、材質、色などにも配慮したいものです。
また、門の周りには、表札、郵便受け、インターホンなどの設備があります。
これらは基本的に使う人の立場になって位置やサイズを決め、そのうえで
全体のデザインをうまくとけこませることを考えるとよいでしょう。

いずれにしても門周りは出入りする人にあまり威圧感を与えず、暖かく迎え入れる
様な雰囲気にしたほうが良いと考えます。

塀やフェンス、生垣はいわゆる外囲いの部分で、境界線を明確にすると同時に、
プライバシーの確保や防犯の役目もになうところです。
しかし、だからといって閉鎖的な囲いは社会と隔絶されたようなイメージを与えますし
通風や採光の面でも障害になります。
出来れば玄関や庭が見え隠れするかたちがよいでしょう。
例えば、プライベートな部分は塀で隠し、他の部分は塀を低くするか、フェンスの前後
に花や緑を配するとうるおいが生まれ、好印象を与えます。
敷地に余裕が無い場合は思い切っても門や塀をやめて植栽だけで囲ってもよいで
しょう。
カーポートは車一台分で3m×5mのスペースを必要とします。
道路巾が狭いほど広い間口が必要になります。
広い場所をとるので、早めに位置を決めることが大切です。
また、車が無いときに殺風景にならないように床の仕上げを工夫したり、周りを植栽で
囲むなどの演出の方法を考えます。
アプローチも一体にするときは特に大切です。

敷地に余裕が無い場合は建物の中にガレージを組み込むのも良い方法です。

玄関へのアプローチは道路と玄関を結ぶ導入路です。
門からいきなり玄関ではあまりに直接的で味気なく道路から玄関の中が丸見えにな
ることもありますから、適度の間を持たせることが大切です。
狭い土地でも、門と玄関の位置をずらせば、
アプローチを確保することが出来ます。
角度をかえたり、カーブを付け、適宜、植栽を配するなど、通る人の目を楽しませる
ような工夫も望まれます。

床は、滑りにくい素材で仕上げるのが原則ですが余り極端に凹凸があるものは歩
きにくくかえって危険です。
敷地と道路に高低差がある場合は階段状になり、階段のつくりによって変化を演出
することも出来ますが、安全性には特に配慮をします。
勾配を緩やかにして出来れば手摺をつけましょう。
高齢者のたまには、多少アプローチが長くなってもスロープ状にしたほうが
よいでしょう。また、足元がはっきりと見えるように、照明にも工夫が必要です。
スポンサーサイト

No.088「そとまわり」について

住まいづくりの際には、室内のプランニングと同時に、そとまわりのことも計画
に入れておく必要があります。
住まいは建物だけで成り立っているものではありませんから、周辺の環境にも
配慮しながらそとまわりを含めてトータルで考えます。

門、塀などの外構は、敷地境界を明確にすること、プライバシーの保護、防犯
防風、防音、防火、建物の保護などが基本的な役割です。
これらの機能を踏まえたうえで、バランスの良い構成を考えましょう。
最初に、建物の配置を決め、道路の室内、庭と室内とのつながりを検討し、最後
にそれぞれのつくりを考えるのが手順で、各部をつなぐ動線は、
出来るだけ無駄なく、不便にならないように計画するのがポイントです。
このように、最初はワイドな視野でみつめ、徐々に細部をつめ、改めて全体
を見直すといった方法は、住まいづくり全般を通じていえることです。

敷地は様々な表情をもっています。
建替えの場合は既に樹木があったり、敷地の高低差があることもあるでしょう。
しかし、これらは決して欠点ではなく、むしろそれだけで表情が豊かで個性的
であるともいえますから、長所を生かし、欠点をカバーすることを
かんがえます。
周辺の街並みへの配慮も大切な要素です。
とくに外構は住まいの内と外との間にあるので、建物の個性を引き立てたり
やわらげたりと、環境との調整にも役立ちますから、
状況にあわせて演出するとよいでしょう。また、それだけに、せっかく美しく出来た
建物のイメージを損ねることにもなり兼ねないので、十分に検討する必要もあります。

社会と家庭を繋ぐ出入口としての機能のほか、玄関と同様に住まいの顔になるところ
ですから、住まいのイメージにふさわしいつくりが望まれます。
門の巾は、人の出入りだけであれば1.5mが標準ですが、
車の出入りも兼ねるとなると3m以上は必要になります。
位置は出入りのしやすさ、道路の交通量、玄関とのつながりなどを考えて決めます。
次号につづきます。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。