設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 ホビールーム

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

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No.085「ホビールーム(隠れ家)」について2

工芸品をつくったり、絵を描いたりする創作の場は、それにふさわしい環境を
つくることによって熱の入り方も違ってくるはずです。
工作の場は、汚れや傷をあまり気にせずに創作に没頭できるようにしたいもの
です。
とくに床は堅固で掃除のしやすい仕上げにしたほうがよいでしょう。
場合によっては、コンクリートの土間のような状態でもいいかもしれません。
ただし、冬場に足元が冷えないように暖房の設備を整えておく必要があります。
このほか、冷や水を使う為の設備、換気扇と共に、防音にも配慮が必要です。
材料や道具、作品を置く棚などは、整理して収められるようにしておきましょう。
絵画のアトリエでも、収納計画は大切ですし、水の設備も必要になります。
一番重要なのは採光と照明です。
窓は、日照の変化による影響を少なくする為に、北側の高い位置に設けるのが
良いとされています。
照明は出来るだけ昼間の光りとの差が少ない状態にするのが原則です。
それには、全体に程よい明るさが得られるようにして、
壁や天井は反射率の高い白や明るいグレーを基調にするのが一般的です。
照明器具は、必要なところに照射できるように、スポットライトを移動可能な
ライティングレールに取り付けると便利です。

床は掃除のしやすいフローリングかクッションフロアー、毛足の無いニードルパンチ
カーペットなどが向きます。

アスレチックルーム
最近はなかなか作らないとはおもいますが。。。参考までに

じかに身体を横たえることもあるので、床の構造や仕上げがポイントになります。
地下室のように床の下地が鉄筋コンクリートのところは適しますが、近くにシャワーや
浴室があると便利なので、これらの水を使うところを地下室に設けると工夫が
大変でコスト高になります。
アスレチックルームはサニタリーとは切り離して地上の明るいところに設けても
良いでしょう。
床は、爪先が引っかからない溝なしの寄木のフロアが最適です。
壁面にはなるべく大きな鏡を。
内装材は、出来るだけナチュラル感覚で仕上げ、健康的なイメージを演出
したいものです。

書斎も、ある意味では趣味の空間といえます。
寝室の中にコーナーとして設けても良いのですが、
十分に活用しようとするならば、少なくても3帖以上の独立した空間に
したいところです。
必需品はデスクと椅子、書斎など、ムードの主役はデスクの上の用品と
照明スタンドです。
趣味性の強い書斎なら、オフィスの小型版にならないように、個性的な
インテリアを考えましょう。また、最近はパソコンや周辺機器で電気を使う
ので電気の容量には十分の余裕を持たせて、コンセントも多めに
設けておくとよいでしょう。

和室も最近ではちょっとした趣味の部屋に使う場合があります。
客間、お茶の間、お年よりの部屋など多目的に使え、茶道や華道の
稽古の場として使われることも多いようです。
この場合は道具を納める収納部が必要になりますが、
他の目的に使うことも考えて、室内は整然としたたたずまいが
保てるようにしておきたいものです。
出来れば収納部や水屋は前室や広縁など、邪魔にならないところに
設けてください。
茶会を開くようなときも考えて、位置は玄関の近くとし、直接行き来が
出来るようにしておくと便利です。

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No.084「ホビールーム(隠れ家)」について

家庭生活にゆとりと潤いをもたらすのはホビールームです。
余暇の時間が増えてくるこれからはますますその存在が重要になってくると
思われます。しかし、住まいの中で行われる趣味は多彩で、1つのパターンで
とらえることは出来ません。ここでは、代表的なものをいくつか取り上げて
それぞれの計画のポイントをご紹介します。

比較的長い時間を過ごすところですから、居室として居心地の良い空間に
することが前提となります。
また、間取りの計画のうえで面積に余裕があるような場合に、プラスワンのスペース
として活用しようという程度の考えかたもありますが、これでは中途半端な空間に
なって、結局使われないこともあります。有効に使う為には最初から計画に取り組んでおいたほうかよいでしょう。

音楽を楽しむ為の空間は自分たちで歌ったり演奏するにしても、音楽を聴いたり
DVDで映画を鑑賞するにしても音に対する対策が必要です。
遮音性を高めるには隙間を無くすことです。
防音ドアを使い、開口部には2重サッシュを使うと良いでしょう。
最近では既製品でも簡易防音仕様のドアがあるので比較的リーズナブルに出来る
ことも出来そうです。
開口部の2重サッシュとは1枚の建具に2枚のガラスを入れるペアガラスではなく
アルミサッシュ本体を前後に2セットはめ込むことをいいます。
サッシュ間に空気層を設けることによって格段に防音性能がでます。
ペアガラスではガラスの厚みによっては共振したりして期待したほど防音効果が少ない
ようです。
因みに米軍基地周辺の防音工事はアルミサッシュのガラスの厚みを厚くして外部に
防音シートを貼るだけの簡素な方法とのことです。
これだけでも外部の音は少なくなるそうです。

壁や天井には重く厚い材料が向きます。
一方、反響を防ぐ為には吸音性能をもつ材料が必要でそれには比較的軽いものが
向きます。床はカーペット敷きにして、
窓辺に厚手のカーテンを使うのが一般的です。
鉛をコーティングした遮音カーテンも市販されていますから、これをレースと普通のカー
テンの間に使えば効果が高まります。

この他、室内の気密性が高まるので空調や換気設備は不可欠ですが、静かな音楽を
聴く時はその運転音が気になりますから、機器は消音設計のものにしましょう。
来客や電話に気づかないこともあるので、点灯して知らせるものなどその点の
対処も考えておくことが大切です。

DVDソフトを使ってドルビーデジタルの5.1chや7.1chなどで気軽に
迫力の映像を楽しむ方もかなり増えてきております。
特別にホビールームにシステムを組まなくても
ロールスクリーンを天井面にはめ込んだり天井面にプロジェクターをはめ込んでおけば
居間でも楽しめるのではないでしょうか。
その場合は、窓は2重ガラスに対策を施してください。
前後のスピーカーは理想は置き型が良いと思いますが
居間でシステムを展開しようとすると結構場所をとります。
掃除の度に移動させたり子供がつまずいたり、、
筆者は天井吊りの小型スピーカーやモニター側の支柱を利用してステーで跳ね出
させてスピーカーを浮かせています。
スーパーウーハーだけは少々大きめにすると豊かな音になります。

以前、ヤマハのコンサートホールを手がける音響担当者と話したときに
一番良い音が作り出せる空間の形態は
バイオリンだと伺いました。
担当者は「いつかはバイオリンのような形をしたホールを造ってみたい」と
いってました。
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