設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 寝室、子供室

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

No.326「勉強部屋ってどうですか?」

勉強部屋って必要なのか否かのセミナーを開いた際に
聞かれた声を紹介します。

勉強部屋という言葉の持つ共通いたイメージは、
「強制して詰め込む場所」というネガティブなものでした。
今時は流行らない言葉のようです。

現在はもう少し、家族同士の心が通った、
「お父さんもお母さんもボク達みんなで学ぼうよ」という主旨の
「スタディーコーナー」とか「ファミリーコーナー」
といった呼び名の空間がとても受けておりました。

子供部屋とは別で、階段の一角や2階のホールを利用した
比較的オープンなスペースにロングテーブルを配して、
横一列で学ぶといったものです。

お母さんはミシンをしたり、絵本を読んであげたり、
お父さんは持ち帰りの仕事をどっさりテーブルに流したり、、、、
お姉ちゃんはインターネットを駆使してレポートをまとめたり。
そんな家族がワイワイ集まっているところでボクは結局、
DSで遊んでいたり、、、

話はそれますが、
「それじゃあ、子供部屋って必要なの?」という会話になりました。
男の子も女の子も中学生ぐらいから
自我が目覚めるので小さくても個室は必要だというのが皆の意見でした。
但し、南側で大きな部屋は必要なく、
どちらかと言えば、
北側で寒くて狭い部屋のが好ましい。

何故か。
居心地良い部屋だといつまでも居ついてしまい、
永遠に飛び立ってくれなくなってしまうからです。(笑)

夫婦部屋を一番日当りの良い部屋にしては
いかがでしょうか。
スポンサーサイト

テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

No.272「ベッドをみておもう」

ベットが日本に伝わったのが奈良時代、中国からと言われます。
実際は昭和四十年代頃からウサギ小屋と言われた日本の住まいの
住宅事情の解消も兼ねての二段ベッドの普及からのように思えます。

基本的な核家族は両親に子供二人。
その子供にそれぞれ部屋を与えることも当時は厳しいことなので
二段ベッドはささやかな贅沢だったのかも知れません。
私の家にも近所のお下がりの二段ベッドがやって来ました。
上段に私、下段に妹が割り当てられて、押入れの中に入って遊ぶ同様に
楽しかった記憶があります。
当時は深夜ラジオも全盛だったのでイヤホンで聴きながら寝たものです。

成長するとやがてベッドを与えられてその名称に興味を持ち始めました。

ベッドの頭の部分にある板をベッドボードとかヘッドボードなどと呼ばれます。
寝相が悪いと上へ上へと進んでしまうのでそれを阻止するためにあるのかとか
考えましたが、ヨーロッパのような石の建築では夜になると壁際は冷え込みます。
壁を頭にした場合はとても寒いので寒さ対策で付けられたなどといわれています。
「宮付き」という表現のベッドがありますがその頭の部分に物が置けたり、蛍光灯が
仕組んであったりする棚付ベッドの事です。
本を読んだり、目覚まし時計を置いたり、物が隠せたりする扉があるので
タンスやサイドボートのようです。日本人の匠の技がこんなところにもあらわれています。

そういえばベッドの下も収納出来る様に引き出しもついていますね。
欧米でも寝るときは靴を脱ぐのであの部分は空いていないとイケナイのですが
やはり日本人は違います。

腰痛持ちの人がベッドは柔らかいので苦手といいます。
そんな人の為にあるのが畳ベッド。さすが日本人です。

古きよきハリウッド映画に登場するベッドはスプリングが良く効いていて
ベッドに寝るというよりもベッドに埋まるようですが
あのスプリングも年々進歩をしています。

フランスベッド社のHPによると
最初に生まれたスプリングの形をボンネルスプリングといい、
もともと、戦中の軍隊のバイクサドルや、車のシート内部に使われていたものを、
戦後、生活の洋風化の波にのってベッドの中に使われるようになったのが
始まりだといます。

ダブルベッドのように一緒に休む場合、一方が動くと一方に振動が伝わり
不快な気分になります。Z-Hi(ゼットハイ)スプリングは2つの支持面を
もつ逆Z型状のコイルが体圧の微妙な変化にも対応して身体を安定させます。
また、縦方向のヘリカルスプリングが不快な横揺れを防ぎ、きめ細かく荷重を分散します。

欧米でもマットは固めが良いとのことで昔よりも固めのスプリングが
採用されるようになりました。

マルチラススプリング
E-MAX(イーマックス)スプリング
などが主流となっています。

http://www.francebed-plaza.com/furniture/bace/mattkiso_02.html


紹介いたしましたこれらのスプリングは全て金属製ですが
廃棄とリサイクルがしにくい

環境大国のEUでは急速に脱金属スプリングマットレスへの動きが高まっているそうです。
プロナチューラ、ヒュスラーネストなど自然素材のマットレスにこだわるメーカーは、
フレーム自体にも金属を使わずに、木のねじを使うなどの工夫をしています。
彼らは金属スプリングを使うことにより地磁場が乱れが睡眠に悪影響を与える点
について指摘をしています。
磁場の乱れまで考えるとはまさにヨーロッパ。

と、いうことでウッドスプリングが注目を浴び出しております。
ウッドスプリングとはブナ材を重ね合わせた積層材にそりを持たせ、
そのしなりで自然のバネ機能を持たせたベッドの床板です。
ベッドのマットの下台ベースとして使用することで、優れた耐圧分散効果を実現します。
 この効果によって、人体の凹凸と動きを支え続けます。
人の身体の背中部の湾曲を理想的に支えることができるようにそれぞれの部位で
硬さの違うスプリングを組み合わせ、その上腰部分は使う人の体型に合わせて
調整できる優れたスライドスラット機能を備えています。
イタリー・ドイツ・フランス等のヨーロッパ各国で広く使われています。

日本の匠の技を生かして竹で作って欲しいものです。

テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

No.083「プライベート空間の主寝室、子供室」について2

子供室は段階的に考える
子供室は子供の年齢に応じて段階的に考えていく必要があります。
幼いうちは遊びが主体になり、成長に伴って勉強室としての要素が色濃くなります。
子供が今、何を一番必要としているのか、今後どのように変化していくかをよく見極め
て計画するとともに、変化させやすいフレキシブルな空間にしておくのがポイントです。
その為、家具類は、簡単に位置が変えられ、後からでも買い足しもできるシステム家具
が向くようです。
成長過程の子供には、あまり子供じみたデザインではなく、
ある程度長く使えるものを選ぶとよいでしょう。
そして、ハンガー掛けや棚、机やい椅子なども高さが調節できるものが便利です。
物は次第にふえていくので、収納部には余裕を持たせ、お子さんが自分で整理しや
すいようにしておくことも大切です。

1人分6畳が理想的な広さ?
広さは6畳くらいが好ましいとされています。
複数の子供がいる場合は、幼いうちは1室を共有させてもよいでしょう。
寝起きをともにすることから、互いに協調性を持つようになるなど、
精神的なメリットもあります。
ただし、後にコーナーを設けたり、完全に2部屋にする予定ならば
1人分6畳程度確保しておいたほうがよいとされています。
ドアや窓、収納部も各部屋に用意できるようにあらかじめ計画しておきましょう。

安全快適で夢のある空間を
幼児期の子供に対してはのびのびと遊べるように安全な空間にしておくことが
大切です。床にはクッション性のあるもの、壁は汚れに強いものが好ましいでしょう。
2階の場合は窓は高めにして外部に手摺を設けるなど、落下防止対策が
必要です。
快適な空間にする為には採光、通風条件のよい位置が望まれますが、照明も重要です。
全体照明と机、ベットサイドなどに出来ればほしいものです。
生活環境は人格形成にも影響しますから、色づかいは気をつけたいものです。

とはいいますが我々の子供の頃は空き地や山などで陽がくれてまで基地を作って
遊んだものでした。
私はそのときの実体験によって創造性が育まれたかもしれないと感じます。
本当に危険でない程度の遊び心を持てるような空間づくりをするのも
楽しいものです。
ブランコや秘密の部屋や滑り台、登り棒、なんていかがですか?

No.082「プライベート空間の主寝室、子供室」について

集いの場においては家族全員が主役ですが、個室はそこで生活をする人を
主体に計画することが大切です。
個室での行為は、就寝だけでなく、さまざまな用途に使われるようになりましたから、
一人一人が心からくつろげ、使いやすい空間になるように、多方面から検討して
ください。

主寝室は、完成度の高い空間に
プライバシーが守れることが大前提となります。
その点、ドアで遮断される洋室は有利ですが、和室も前室をつくればかなり独立性が
高まります。
安眠の為には、外からの視線や音、振動に配慮が必要で、開口部や外壁、ドアなどは
遮音性の高いものに。隣室との間には収納部をつくるなど内部のつくりにも配慮すると
よいでしょう。
夫婦2人だけのひとときを、ゆっくりと過ごしたいという場合はリラックスできる椅子と
テーブル、テレビやオーディオの装備、小型冷蔵庫やホームバーセットなど、いろいろ
な要素を加えたものです。
また、ミニシンクと洗面台を用意しておくと便利です。出来れば専用のサニタリーか
シャワールームがあると理想的です。
(なかなかそこまではムズカシイですが。。)

ゆとりの広さとくつろぎの演出を
広さは、最低限で考えるなら洋室も和室も6畳で済みますが、洋室でベットを置くと
なるとベットと壁の間を人が横歩きで通るといったことになるために少々狭い感じ
がします。家具を置くことなどを考えると出来れば8畳以上は欲しいところです。

収納の為のウォークインクローゼットや納戸を併設すればゆとりが生まれます。
収納はこれらの部分を主体にして整理ダンスなどの置き家具は、装飾効果のポイント
になるようなものを置けばくつろぎの雰囲気も高まるでしょう。

最近は、夫婦の寝室を分けることもあります。
生活時間がずれるような場合は、別々に個室を設けるのも合理的かもしれません。

インテリアは安らぎがポイント
個人的な領域ですから、インテリアは個性的に演出してもよいでしょう。
しかし、基本的に寝室に求められるのは安らぎですから、あまり強い刺激を感じる
ような色は避けるのが原則です。
材質を含めてソフトで暖かみのあるものを基調とするとよいでしょう。
インテリアの焦点になるのは家族で、とくにベットは配置換えすることは殆ど無いので
レイアウトには注意が必要です。
ヘットボード側に窓を採るときには、カーテンが頭にかかったり、冬に冷気を感じない
ように、窓は高めに配置するか出窓にするなど細かな点にも気を配ってください。
照明は、ベットサイドと全体照明が必要になります。
天井に目を向けることが多いので眩しくないように全体照明は見上げたとき光源が
直接目に入るような器具を避け、ベッドのヘッドボードから離れた位置に取り付けて
ください。また、スイッチは、部屋の出入り口とベット近くの2ヶ所で操作できるように
しておくと便利です。
(次回に続く)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。