設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2世帯住宅

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No.221「二世帯住宅契約の知恵」5

二世帯住宅といっても価値観の違う家族同士が住むので
なるべくトラブルは避けたいものです。
決め事などは最初からハッキリとしておかないと関係が悪くなったときに
修復が難しくなることがあります。
決められるものは最初のうちから決めておくのが寛容と思われます。

今回はガスです。
ガスメーターは各々2つもらうことが出来ます。
当然、メーターの引き込み代金も2倍になります。
イニシャルコストはかかりますが
今回のガスだけは前回の水道のようにランニングコストは安くなりません。

平成17年 4月~平成17年 6月期ガス料金(神奈川県小田原ガスの場合)
(1)一般ガス供給約款料金表    (

料 金 表 A(1ヶ月の使用量が25m3までの場合)
基本料金(1ヶ月あたり)780.00円(税込)
単位料金(1立米あたり)206.5770円(税込)

料 金 表 B(1ヶ月の使用量が25m3を超え250m3までの場合)
基本料金(1ヶ月あたり)1,921.50円(税込)
単位料金(1立米あたり)162.4770円(税込)

料 金 表 C(1ヶ月の使用量が250m3を超え800m3までの場合)
基本料金(1ヶ月あたり)3,743.25円(税込)
単位料金(1立米あたり)155.1900円(税込)

料 金 表 D(1ヶ月の使用量が800m3を超える場合)
基本料金(1ヶ月あたり)30,581.25円(税込)
単位料金(1立米あたり)121.6425円(税込)

一見すると使う立米数が増える度に単位料金が減っているので
使うほどお徳に見えます。
しかし、基本料金が問題です。
二世帯それぞれにガスメーターを付けると基本料金は


仮に親世帯が10立米だけ使い
メータを別にして子世帯が25立米使用した場合
(基本料金 819円)+ (単位料金 10×206円)=約2,879円
(基本料金 1,921円)+ (単位料金 25×162円)=約5,971円
合計7,892円

二世帯で35立米を使いメータをひとつにした場合
(基本料金 1,921円)+ (単位料金 35×162円)×2=約7,591円

微妙な線ですが僅かにメーターを一つにした場合がやすくなります。
電気、水道と違うのはガスは使っても使わなくても基本料金がかかることで
あまり恩恵が得られないようです。
ただ、契約形態、使用量によっては逆転する場合もあるので参考までと
してください。
埋設工事などのイニシャルコストもかかるので二世帯仲良く協議の上
一つのメーターで割り出すのも良いのかも知れません。

いかがでしょうか。
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No.220「二世帯住宅契約の知恵」4

二世帯住宅といっても価値観の違う家族同士が住むので
なるべくトラブルは避けたいものです。
決め事などは最初からハッキリとしておかないと関係が悪くなったときに
修復が難しくなることがあります。
決められるものは最初のうちから決めておくのが寛容と思われます。

今回は水道です。
水道メーターは各々2つもらうことが出来ます。
当然、メーターの引き込み代金も2倍になります。
イニシャルコストはかかるのですが
前回の電気同様ランニングコストが安くなるからくりがあります。

水道料金は2か月に1度の請求になるのが一般的なようです。
公共下水が埋設されている神奈川県小田原市では下水料金も水道を使った分だけ
同時に請求される従量制になっています。
更に水道料金は電気料金のように多く使う分割り増しになるのです。

以下が表です。
◆水道料金速算表(2ヶ月)(神奈川県小田原市の場合)
家庭用 使用水量
20立方㍍まで   (基本料金)  1,220円
21 ~  30立方㍍ 80×使用水量-380
31 ~  40立方㍍ 100×  〃 -980
41 ~  60立方㍍ 140×   〃 -2,580
61 ~ 100立方㍍ 180×   〃 -4,980
101立方㍍以上 190×     〃 -5,980

◆下水道使用料速算表(2ヶ月)
途別 料金計算方法
一般汚水 使用水量 20立方㍍まで (基本料金) 1,480円
21~  40立方㍍ 97×使用水量-  460
41~    60立方㍍ 119×  〃   - 1,340
61~   100立方㍍ 144×  〃  - 2,840
101~   200立方㍍ 170×  〃  - 5,440
201~  1,000立方㍍ 177×  〃  - 6,840
1,001~ 2,000立方㍍ 187×  〃  - 16,840
2,001~10,000立方㍍ 191×  〃  - 24,840
10,001 立方㍍以上 194×  〃  - 54,840


例えば一世帯で65立方㍍を使うとして
一つのメーターを二世帯で使う場合の料金は
水道料金 (190円×130立方㍍-5,980円)×1.05(消費税)=19,656円
下水道使用料(170円×130立方㍍-5,440円)×1.05(消費税)= 17,493円
合計 37149円

一方、一世帯で65立方㍍を使うとして
二つのメーターを各々の世帯で使う場合の料金は
水道料金 (180円×65立方㍍-4,980円)×2×1.05(消費税)=14,112円
下水道使用料(144円×65立方㍍-2,840円)×2×1.05(消費税)= 13,692円
合計 27,804円

9,345円/月の差額になり
112,140円/年にもなります。

いかがでしょうか。

No.219「二世帯住宅契約の知恵」3

二世帯住宅といっても価値観の違う家族同士が住むので
なるべくトラブルは避けたいものです。
決め事などは最初からハッキリとしておかないと関係が悪くなったときに
修復が難しくなることがあります。
決められるものは最初のうちから決めておくのが寛容と思われます。

まずは光熱費の割り振りがあります。
電気、ガス、水道

まずは電気から。
メーターが一つでは月々の支払いの割合を出すのが難しいので
ここはやはり2つのメーターを取り付けるのが無難です。
2つつけてもらいましょう。
そこで電力契約も2つになるのでその分高くなるのでは?という疑問が
沸いてきます。
建築時には配線、電力会社申請料、配電盤などに倍のコストがかかります。
イニシャルコストは多いのですが実はランニングコストが安くなるのです。

契約アンペアは(東京電力の場合)
60Aを1つ契約して二世帯で使う場合は
基本料金 60A=1638円
30Aを2つをそれぞれの世帯で使う場合は
基本料金 30A=819円×2=1638円
と同じです。
「全然安くないじゃないか!」とお思いになりますが
ここからがマジックです。
電気は基本料金と電力量料金があります。
(電話と同じようなものですね。)
この電力量、多く使うほど割安になると思ったらその反対で一定量を越えると
割高になるのです。
(まるでタクシーの深夜割増しのよう。。)
具体的には最初の120KWhまで 1KWにつき約16円
120KWhこえ300KWhまで 1KWにつき約21円となります。
つまり二世帯で1つの回路を使えば必然的に120KWhを越えてくるし
別々に回路を使えば各世帯が120KWh以内で納まることになり
お徳になるという訳です。

例えば
一世帯当たり月に250KWhを30A契約で個別に使うのであれば
最初の120KWhまで 120KWh×約16円=1920円
121KWhこえ250KWhまで 129KWh×約21円=2709円
1920円+2709円×2世帯=9258円(基本料その他別)

一方、二世帯で月500KWhを60A契約で使うのであれば
最初の120KWhまで 120KWh×約16円=1920円
121KWhこえ300KWhまで 179KWh×約21円=3759円
301KWhこえると   199KWh×約23円=4577円
1920円+3759円+4577円=10256円(基本料その他別)

およそ\1000/月違うことになります。
更に\12000/年となります。

いかがでしょうか。

No.218「二世帯住宅契約の知恵」2

前回、一口に二世帯住宅といってもその家の造りはタイプ別に
分かれることをお知らせいたしました。

心地よい家族の距離が保てるのは家族間だけが知りえるバランス
だと思います。
その絶妙のバランスを上手に探り出して住まいに反映出来れば
素敵な時間を過ごせること間違いないことでしょう。

さて、前回のタイプ別の造りのなかで
4「玄関2つで親夫婦、若夫婦が扉一枚隔てて分かれている2つの家」
5「家は1つだが玄関の位置もまるっきり離れたマンションのような家」
がありました。
「ドライな家族間」のような感じもしますが家の有効活用とすると
実に合理的な面もあります。

は将来起こるべく親夫婦とのお別れの後、残された空間が少々のお金を
生み出してくれます。
今まで繋がっていた扉をロックして賃貸として借主に使っていただくのです。
二世帯住宅では一世帯住宅と比べて面積も設備も増える為、建築コストもあがり
それに伴ってローン返済額も上がります。
しかし、住宅のローンは35年と長期でしかも低金利です。
返済総額が大きいのですが年の返済金額は全体から比べれば低く押さえら得ています。
それに比べて賃貸住宅の家賃は割高なので月々のローン金額の一部を賃貸家賃から
充てれば飛躍的に楽になることでしょう。
最近ではこの形式をマンションで始めているディベロッパーもありなかなか好評だそうです。

の場合は4を更に合理的に考えたものです。
「家は1つだが玄関の位置もまるっきり離れたマンションのような家」となると
建築基準法ではもはや「一戸建ての住宅」ではなく
「共同住宅」や「長屋」のカテゴリーとなってしまいます。
不特定多数の人が活動する建物ということで一気に制約が増えますがそれでもメリットは
あります。
例えば家真ん中で壁一枚で分けたような家の形態にすれば
土地まで一緒に売買という形も取ることが出来ます。
相続税が増えそうな場合、親夫婦世帯を土地ごと売ることも出来るので
資産が多い場合は選択肢が増えてよいと思います。
但し、設計に初めから分割が出来るように壁などに工夫を施しておく必要があります。


No.217「二世帯住宅契約の知恵」1

少子化の流れで日本の人口が緩やかな減少に転じます。
兄弟が少なくなることで若夫婦それぞれが親の面倒をみる必要性も出てきました。
若夫婦に於いては子供の成長に伴い手狭になった住環境を打開すべく住宅を求める
必要性も出てきます。
そこで経済面の負担を軽減する意味でも両者が一緒に生活を始めるいわば
二世帯住宅という選択肢が増えてまいりました。

二世帯住宅といっても形態が様々です。
玄関1つでLDK、洗面脱衣室、浴室が各1部屋の大きな家
玄関1つでLDK2つ(または一つはファミリールームのような小さなLDK)、
洗面脱衣室、浴室が各1部屋のプライバシーやや重視の家
玄関1つで1階が親夫婦、2階が若夫婦世帯の階段で繋がった2つの家
玄関2つで親夫婦、若夫婦が扉一枚隔てて分かれている2つの家
家は1つだが玄関の位置もまるっきり離れたマンションのような家

大きくはこの5タイプに分かれます。
間取りの分け方も家族の価値観や諸事情により変化するのが一般的です。
1については親はお母様だけのケースや単身赴任や出張が多いご主人向け
2については理解ある奥様がご主人側の両親と一緒に住む場合、リラックス出来る
空間としてファミリールームをつけることでバランスを保つ
3については奥様が子供を親夫婦に預け易い様に三世帯のコミュニュケーションを
とりやすくしたい場合
4については親夫婦の健康面などで何かあった場合、緊急に様子がわかるようにした場合
5についてはお互いのプライバシーを尊重した大人の関係にした場合
といったところでしょうか。


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