設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 間取り

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

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No.205「自分で設計しよう!!」

こんなことを書いてしまうと私の仕事は無くなります(笑)
しかし、自分がもし設計の仕事に携わっていなければやはり知恵を
絞って自分で設計もどきをして楽しんでいたことでしょう。
PCの発達でソフトも充実してきました。
少しご紹介いたします。

(1)パソコンで家づくり「3Dマイホームデザイナー」
http://www.megasoft.co.jp/3d/
マイホームの間取りをデザインできる住宅シミュレーションソフト。
今バージョンでは、 家族構成、 広さ、 玄関の向きなどを入力すると間取りプランを提案してくれたり
、 家具、 設備機器、 エクステリアなどを間取り図上で検討することができ、
梁や階段の蹴り上げ・踏込みの数値設定も間取り図で設定できるので、
立体化の表現力が向上し、 かつ操作がより簡単に行えるようになった。また、
業務用であるPROシリーズとデータ完全互換をサポートしているため、
施主とビルダーとの打合せがスムーズに行える。
最新の住宅設備アイテムを備えた素材データを4000点以上標準装備し、
インターネット上での住宅素材提供サービス「データセンター」に収録している20000点以上の
データを6ヶ月間無料で利用できる権利も付いている。
標準価格\9800

(2)こちらはプレステでゲーム感覚「マイホームをつくろう」
http://www.vis.co.jp/myhome/
こちらも3Dが充実で素晴らしいグラフィック。
\5800

(3)激安ソフトのソースネクストより出した「ズバリ マイホーム」
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=SHPR&id=4510189502401
簡単かつスピーディーな平面・3D住宅デザインソフト。
部屋のサイズや形状の変更、 地上・地下の設計も可能。
作成した家の中を自由に歩きまわれるウォークスルー機能や、
作成した家の外観をいろいろな角度から確認できる鳥瞰図機能のほかにも、
レンダリング機能、 電子カタログ機能、 絞込み検索機能などを搭載。カラーコーディネイト、
デジカメやスキャナで取り込んだ画像の活用・立体化、 BMP/JPEG/TIFFへの出力も可能。
ズバリ激安の\1980

(4)エー・アイ・ソフト 「3Dあっ!とホームプランナー Ver3バリューパック」
http://www.aisoft.co.jp/japanese/products/3dhome3/3dhval.asp
対話形式の画面に従ったマウス操作で立体イメージの作成ができる、
家庭向けマイホームデザインソフト。間取り設計では、
生活スタイルや居住人数を選択することで、目的に合った部屋のリストを作成することが
可能で、 完成した住宅の室内では、 室内をリアルタイムで自由に歩き回ることができ
るウォークスルー機能を装備。
またインテリアデザインに3Dパーツを2100種類以上、 テクスチャーを2400種類以上、
さまざまなメーカーの製品パーツを800点収録。
コンセプト別に建築家の吉田桂二氏が推薦する間取りをベースとしたサンプルを120
種類収録しているので、 モデルハウスをベースに理想のマイホーム設計が行える。
今バージョンから搭載の「3Dスーパーファイン画質モード」で、 太陽の光や照明に
よってできる影や反射をシミュレーションできるようになった。
さらに、 住宅設計・住宅資金・インテリアなどテーマ別に分類された「インターネット
住宅お役立ちリンク集」を同梱し、 価格改定したバリューパック版。
\4800

(5)インフィニシス 「一軒楽着 Lite 」
専門的な知識や難しい操作を必要とせず、 短時間で間取り図が作成できるソフト。
畳や引き戸など数々の部品をライブラリから選んで、
部品を画面上の図面の中に配置していくだけで間取り図を作成することができ、
またオリジナルの部品を作成して登録することも可能。
描いた線を自動的に中抜き処理して窓として表現できる中空線ツールを搭載しているほか、
壁線を描くことや、 寸法・面積・角度の自動計算が行える。さらに、
地図の作成に使用できる地図記号・道路部品なども収録。
\4900

(6)ロジック 「イエスマイハウス」
簡易見積・風水診断機能が搭載された家作りソフト。間取り図の作成は、 部屋リストから和室や洋室、 キッチンなどを選び配置するだけで作成できるほか、 作成した間取り図からボタン1つで3D立体モデルを作成できたり、 屋根をはじめ自動生成で切妻・寄棟なども作成可能。また、 外壁の種類や内装レイアウトを変えるなど、 マイホームを自由にシミュレーションできる。間取り図や3Dパースは、 BMP・JPEG形式に対応。さらに、 気に入ったプランができたら、 インターネットで間取りを送信するだけで、 標準価格で計算された見積書がEメールで返信されたり、 風水師「張真紀」の風水診断が受けられるオンラインサービスを提供。
\12800

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No.138「関東間、関西間」

家を設計するときお客様ご本人が間取りを考えるときがあります。
間取りを考えているときは本当に楽しいものです。
市販の方眼紙を買ってマス目に沿って部屋を決めていくと比較的簡単に出来る
ことでしょう。
しかし、ご自身の土地に当てはめたときに間取りが土地からはみ出てしまったり
床面積が大きくなりすぎたりで苦労をされた経験はないでしょうか?
これは家を計画するときには一回り小さいマス目で計画されているからです。
市販の方眼紙は1センチマス(10ミリ)ですが
家の計画は0.91センチマスになります。
判りやすくいうと実際の住宅は91センチ(910ミリ)マスで区切ってあるのです。
そして一間を1820ミリとしてあります。
(これも正確には1818ミリなのですがあまりにも中途半端なので)
昔の日本は尺貫法という単位で1尺が30.3センチだったことから全てが決められ
ていたからです。
壁には厚みがあり、壁の中に柱が隠れています。
なので柱の中心がマス目そのものになります。

例えば廊下の幅を計算すると、1マス幅は910ミリですが柱の中心なので
それから両方の柱の太さ+両方の壁厚を引いた残り
(910-52.2-12.5-12.5-52.5=780)780ミリが廊下の幅になります。

実は上記は全て関東間と言われる寸法の取り方で
柱の内側同士で910ミリとした関西間といったものが存在します。
さらにハウスメーカーでは「メーターモジュール」といった方眼紙のまま
柱間を1000ミリとしたものもあります。
最近の日本人の体格を考えると「メーターモジュール」は気持ちよい空間づくり
が出来そうです。
建築コストも安くなるといったマジックもあります。

ただ、同じ間取りであればメーターモジュールでは関東間の
1.20倍の大きさになるので先ほどの土地からはみ出たり
総建築費が高くなったりするので設計者とよく相談して採用されたほうが
賢明かもしれません。
変形土地では小回りが効き難いのでなお更でしょう。

No.097「断面、立面」について

プランニングの第一歩は平面計画ですがプランを立てるときは、建物がどのような
立体になるかを考えることも大切です。
そして、上下のつながり、外観構成などを考えていくにつれて、住まいのイメージが
明確になっていきます。

建物を縦に断ち切って図に示したものを断面図といい、これによって全体のボリュー
ムを知ることが出来ます。
また、高さは建物の一部分の縦断面図を詳細に記入した矩計図(かなばかりず)や
各室の断面を記入した展開図によってもつかめます。
建物の四方を大まかな方向別に外から見たところを表すものは立面図で、ここには
外壁、窓、ベランダといった建物の目鼻立ちが描かれています。
つまり、平面は断面を知ることで立体化され、更に立面によって全体の印象をつかむ
ことが出来るわけです。

ちょっとした断面計画のポイントは
建物を立体としてとらえて検討していくときには、階段の位置が重要になります。
ゾーニングのときは、平面のスムーズな流れを損なわないように、適切な位置を
考えましょう。また、2階建て以上の建物の場合は、上下の部屋の配置にも注意
が必要です。
例えば、お年寄りの部屋の上には音や振動が発生しやすい子供室やオーディオ
ルームなどを配置しないほうがよく、給排気音が気になる水周りは上下階で位置を
整える、といった工夫が望まれます。
これは平面計画にもいえることで、個室の落ち着きを保つ為には、部屋と部屋の間
に収納部を設けたり、家具を置くなどして防音対策を考えてください。

立面に関係する建築基準法上の規制の数々
断面計画の際に忘れてはならないのが、建築基準法による建物の高さ制限です。
一つは建物の最高の高さを制限するもので、これは第1種低層住居専用地域だけに
かかる規制です。たかさは地域によって最高10m、または12mとなっていますが
地域の建築協定によってさらに低くしなければならないこともあります。
これをオーバーしてしまいそうなときは屋根の形を変えるなどの工夫が必要です。
建築基準法では、天井までの高さの3分の1以上が地盤より低いか、床面が1m
以上地盤の下にある場合は地下室となりますから、一部を地下室にして床面積を
増やすことも可能です。

このほか道路斜線制限、隣地斜線制限、北側斜線制限、日影制限などもあります。
前者2つは、道路や隣家への圧迫感を和らげ、開放感を保つ為の規制です。
後は隣地に対する日影を考慮するように定められたもので、ほかに高度地区といって
北側斜線制限がより厳しく設定されている地域もあります。

以上は建築基準法上の規制で、他に火災に対する安全性を保つための規制として、
準防火地域内の隣地などに接する部分の外壁や開口部の仕様に対する規制もありま
す。
また、街づくりの観点から、各自治体や地域住民が独自の規定を定めていることもありま
す。建築家などの専門家は、当然これらの規制を考慮に入れてプランを構築しますが
一応知識としてしっておくとよいでしょう。

No.096「ゾーニング」について2

前回のゾーニングのつづきです。

3階建ての場合
3層をどのように利用していくかがポイントです。
L、D、Kを2階にとると上下階どちらからも行き来がしやすくなります。
ゆとりを生かして家族用と来客用にリビングを分けたり、趣味室やファミリールーム
を設けるというのも、3階建てなら可能でしょう。
さまざまな構成が考えられますが、基本的には各階の用途を整理して、効率よく
まとめることが大切です。

多層構造の場合
1階と2階の間に中2階を設けるなどして内部を多層化したスキップフロアは、適度
な間隔で層が分かれるのでつながりがスムーズであると同時に、空間の区分がしやす
く、各階で用途を明快に分けることが出来ます。
ゾーニングのポイントは、3階建てと同様、パブリックスペースを家族が集まりやすい
位置に配することです。

2世帯住宅の場合
2世帯住宅は、かつての大家族同居とは異なり、
各世帯が独立性と協調性をもって暮らしていけることが前提となります。
そのパターンは、どこまでを共有するかによって大きく3つに分かれます。
それぞれにメリット、デメリットがありますから、敷地の状況、家族構成、
2世帯のライフスタイル、将来の変化などに考慮して、適切な形を選んでください。
ゾーニング上、共通していえるのは、うまく分離と融合が図れるように動線を
考えること。
出来るだけおたがいの生活ゾーンを通らないで共有ゾーンや外部と行き来が
できる形が望まれます。

併用住宅の場合
自営にしろ賃貸にしろ、自宅部分とはっきり区分できるようにゾーンを分けるのが
ポイントです。
玄関も別に設けたほうがよいでしょう。
なお、建築基準法では、第1種低層住居専用地域内に店舗や事務所等を併設する
住まいを建てるときは、その部分の面積が50平方メートル以下(駐車場を含む)に
制限されます。
また、公庫融資を受ける場合は、併用部分の床面積が自宅と同じかそれ以下と
いう制限があるので注意してください。

限られた敷地の中に上手に各部屋を配置するのはなかなか難しいものです。
ある程度まとまった段階で、建築家やハウスメーカーや工務店に相談し、
法規のチェックや外構との関わり、予算との兼ね合いなどを総合的に見て
もらったほうがよいでしょう。
その際は、どのような暮らしをしたいのか、といった家族の要望を相手にきちっと
伝えることが大切です。
暮らしやすい住まいは専門家との共同作業なくしては実現しにくいものです。
積極的に話し合えば、また、正しい知識をもった専門家ならば、的確なアドバイス
や提案をしてくれるはずです。

No.095「ゾーニング」について

家を建てるのに間取りをあれこれ考えるのは本当に楽しいものです。
「まずは自分で考えてみたい」と思われるかたに
簡単なアドバイスをさせていただきます。

最初にするべきことは、家族で意見をまとめることです。
これを機会に生活スタイルや習慣など暮らしを見つめ直し、毎日の行動を
考えると同時に、ライフサイクルに合わせて将来どのような変化が見込まれる
かも一緒に考えましょう。
このほか家具や衣類など所有しているものの量を把握して、きちんと納まるように計画
することも大切です。

ゾーニングはステップを踏んで
家族の意見がまとまったら、住まい全体を用途によっていくつかのゾーンに分け、
それを廊下や階段などによってうまくつなげたり分けていきます。
この動線計画も大きなポイントです。
大きくはパブリックゾーンとプライベートゾーン、プライベートゾーンと水周りを行き来しや
すいように考えてください。
基本的には、玄関ホールから廊下や階段によってすべての部屋につなげる形と、
いったんリビングに入り、そこから各個室などへ枝分かれする形に大別され、この2
つをミックスした形もあります。
前者は各室の独立性を高めることが出来るのが利点ですが、階段がリビングの中に
くることになり、個室の独立性は低くなります。
このほか、立体的なつながりも大切ですが、これについては次回でふれることにして、
次に、建物のタイプ別に計画のポイントをご紹介しておきましょう。

平面計画の立てかた

平屋の場合
パブリックゾーンとプライベートゾーンを廊下や中庭などではっきり分けて配置すると
それぞれに落ち着きがでます。
機能が平面的につながるのでのびのびとしますが、効率のよい動線計画が望まれ
ます。

2階建ての場合
1階にパブリックスペース、2階にプライベートスペースというゾーニングが一般的
な形です。L,D、Kゾーンは、ぐるりとまわれるように2箇所に出入り口があると
便利で、プライベートゾーンは階段から各室へのスムーズな動線がポイントに
なります。狭小敷地や密集地などで1階の日照条件が悪い場合は、主に就寝
の場になるプライベートスペースを1階にして、2階をパブリックな空間にする
上下逆転のプランが良いでしょう。
この場合、玄関も2階に設けるといったアプローチの工夫が暮らしやすさを高めます。

地下室付き2階建ての場合
地下室は、ドライエリアと呼ばれる採光と換気防湿等のための外部空間をつくれば
居室として使うこともできますから、寝室やセカンドリビングにしてもよいでしょう。
構造上、遮音効果の高い空間となりますから、オーディオルームなどの騒音の心配
がある部屋にも向きます。
ゾーニングの考え方は、通常の2階建てを基本に、地下はプラスアルファのフロアとして
活用することを考えればよいとおもいます。
(次回につづきます。)

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