設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 狭小地

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

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No.239「エスカレータネタをもうひとつ」

1859年発案者シーバーガが「エレベータ」とラテン語の「スカーラ」
からとって名づけた。
アメリカのOTIS社が「エスカレータ」という登録商標を取ったが
後に放棄した。
日本の最初のエスカレータは1914年、日本橋三越に設置された。

地下鉄などあれだけの人がエスカレータを利用しているのに
(しかも最近では階段のように歩いている)
転倒をしている人をあまり見かけないのは何故だろう。
段数の制限を調べてみた。
すると蹴上が210mm踏面が400mmが結構多かった。
住宅の標準的な寸法は蹴上が230mm踏面が250mm程度なので靴を履いて大きくなった
としても比較的安全なのだろう。
傾斜角はおよそ30度だそうだ。

因みに一般の階段、特に住宅の階段は下から2.3段目が事故になる確率が
高いといいます。
上から下りて来て「もうすぐ終わりだ」と思って気を許してしまうのが
原因だそうです。

エスカレータのスピードと手摺のスピードが同じなのが
普通なのだが
以前、手摺のスピードのが速いエスカレータに遭遇した。
皆、体が前傾姿勢。。

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No.238「エレベータネタをひとつ」

とある居酒屋に入ったら「エレベータ」と言うメニューが、、
注文すると厚揚げに大根おろしが載っていた。
アゲとオロシ。
「上げ」と「下ろし」でエレベータ。
上手い!!座布団50枚!
(そんなことしたら楽太郎が画面から見えなくなる)

エレベータは昇降機の仲間。
食堂やホテルで見かける料理を運ぶ小さな昇降機はダムウェータといいます。
かご面積1平方m以内、かつ高さ1.2m以内を境にこの範囲を超えるものがエレベータとなり
基準が厳しくなります。

皆さんがよく目にするエレベータはロープ式といいます。
エレベータの最上階の上に電動モーターの入った小屋などを設けてによって
つり合いおもりを使用して上下します。
少し前に問題になったシンドラーエレベータのタイプです。

ロープ式はモータの小屋や釣合い重りをつけるスペースが必要です。
コンパクトな建物でスペースの確保が難しい場合、また4.5階程度の低層用エレベーター
には電動ポンプで油圧を制御し、その圧力でかごを昇降させるものがあります。
これを「油圧式エレベーター」といいます。
家庭用エレベータにはこのタイプが多いようです。

最近の超高層建築には回転運動を直線運動に置き換えるリニアモーターを利用した
エレベーターが使われるようになりました。
一次側をつり合いおもりに内蔵し、二次側を昇降路の全長に伸ばすことで、
巻上機を設置する必要がなくなりました。
つり合いおもりがリニアモータで移動する仕組みです。

エレベータも工作物の建築確認申請が必要になります。
共同住宅の場合は建物本体の建築確認と共に申請を出す場合が多いです。
建築基準法では昇降機の定期検査を年1回実施しなければなりません。
ビル管理会社では法定検査の他に月1回の定期点検をしているのが一般的です。

No.223「110cmの不思議」

八景島シーパラダイスも富士急ハイランドも
東京ディズニーランドも
アトラクションの利用制限の中にある「身長が110cm以上」
という文字。

建物の設計する際には建築基準法を守らなければなりません。
安全に関する基準の中で
建築基準法施行令第126条には
「屋上広場又は2階以上の階にあるバルコニーその他これに類するものの
周囲には、安全上必要な高さが1.1m以上の手摺壁、さく又は金網を
設けなければならない」とあります。
つまり、屋上やバルコニーの手摺の高さは1.1m以上にしなさいとのこと。
あまり高くすると開放性が損なわれるので設計者はそれ以上高くしたがりません。
とはいえ不特定多数が集まるデパートやマンションでは様々な志向の人がいるので
更に安全にとのことで高くしている場合もあります。

この110cm制限どこかで重なっているかと思い
国土交通省に伺ってみたいと思います。

今日はこのくらいで。。。

No.004「エエエーー?」 01/02/06

前回、狭小地を購入するにはちょっとコツがいることをお知らせしました。
土地には建築基準法の制限があり、用途地域、防火地域、斜線制限を知っておく必要があります。これらを知らなかったばかりに困ってしまった実例をお伝えします。
西武池袋線沿線で土地が9坪のところに目一杯建ててある長屋で御商売をされている方がいられました。
ご本宅はあるのですが第二の人生を楽しむためにこの店舗を壊して新たに1階店舗2,3階をメゾネット型の住居にすることをご計画されました。
近くは商店もあり、3,4階の建物が建っていたので土地が9坪でも9×3=27坪弱のものが出来るのかしら?本人も期待されていました。2,3階は自分が住んでもいいし、人に貸してもいいようにと胸を膨らませておられたのです。

お客様は私の建物をTVでご覧になり連絡をされて来られたので何とかお力になれないかと頑張ったのですが2つの大きな難問が立ちはだかり結局、この状態のままで商売をつづけなければならない結論となりまし

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  その難問とは ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

9坪の敷地に目一杯建っている建物は長屋と呼ばれるお隣さんと建物がつながった形態の建物なのです。ですからそれを離す為には建物の構造を調べてからでないと解体のときにお隣の建物を崩すことになってしまいます。
おそらくお隣さんとは柱を共有していることだと思われるのでその柱はお隣さん用に残さなければならないのでこちら側の敷地にはみだす格好になることが予想されました。
ますます狭くなってしまう9坪の土地。建物を施工するにあたって外壁を仕上げるのに大工さんの手が隙間に有効に入るようにするには更になお建物を小さくする必要があるのでした。

決定的だったのが用途地域でした。
役所の都市計画課で調べたら,
なんと第一種低層住居専用地域。建蔽率50%容積率100%でした。
単純に9坪の土地に目一杯建てても,
1階4.5坪2階4.5坪合計9坪の家しか建たなかったのです。
27坪の建物を期待していたら実際には9坪しか建てられなかったのです。
既存建物が16坪くらいなのでそのまま使うしかないという結論になりました。

ちなみに購入したときは坪350万円とのことです。

ぜひ、専門家に意見を求めましょう。


No.003「狭小地って何?」

都心部になると土地代がまだまだ高いもので坪あたり100万以上してしまう所も多く見受けられます。坪というのは1.82m×1.82mで約畳2帖分になります。
土地代が高いと建物まで資金が回りません。
仕方なく小さな土地を購入し建物を工夫することにより魅力的な空間にしてゆくやり方が増えてきています。
今まで住んでいたところが手狭になってどこか広い土地に移ろうとしても土地代が高い為に仕方なく建て替えることや交通の便や環境を考えて今の小さな土地に住み続けることなども同じことといえそうです。
これらの土地を俗にいう「狭小地」とよんでいます。
小さい土地というとネガティブに考えがちですが
案外、良い点もあります。
固定資産税が安い庭の手入れが簡単フェンスなどの外構費が安いマンション価格で一戸建てが持てるかも?

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ちょっと注意!!∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

でも、狭小地を購入するにはちょっとコツがいります。
建築基準法にのっとった用途地域や高さ制限や各斜線制限です。
用途地域とは「その地域の環境に即した建物を建設してください」という旨のもので例えばこの場所は商業を活性化させるために店舗や高い建物がOKだとか、この場所は工場を建ててよいとかの決まりごとです。
「空の上からその土地を見下ろしたときに建物が土地に対して何パーセントまでは建ててもいいですよ」というのが建蔽率。
「土地の面積に対して各階の面積を足した合計の割合」が容積率。
建蔽率が60%で容積率はが200%の土地であれば空の上から土地を見下ろして土地に対して家が6割以下しか占めていなければOK。各階の面積を全部たしても土地の2倍以下ならOKといった意味です。防火地域という地域内であれば外壁を火に燃えにくい材料にしたり
窓ガラスをワイヤー入りにしないといけないのでコストアップにつながったりします。道路は公衆の場なので陽の光や風通しを良くしなければなりません。隣地の住人とも「もちつもたれず」「お互い様」の精神から隣地の方の前に大きな壁のように立ちふさがって陽が入らないことが
無いように屋根を削るかのような斜線制限をかけています。
道路斜線、北側斜線などがそれです。

次回はこれらを知らなかったばかりに困ってしまった例をお伝えします。

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